茨城倉庫は、
定温倉庫のエキスパートです。
茨城倉庫の創業者の一人・太田浩は、戦中から戦後にかけて「茨城食糧事務所」に勤めた経験から、「最も苦労したのはコメの調達だった」と語っています。
人々の命を支えるコメを、より確実に保管できる方法を確立すること。それこそが戦後日本にとっての急務だと考えた太田は、倉庫保管における科学的知見がほとんどなかった時代、自ら研究を重ね、コメの定温保管の実験に取り組みました。
その努力は実を結び、全国に先駆けて科学的根拠に基づいた定温貯蔵を実現しました。1960年には、倉庫施設改善への功績が認められ、運輸大臣表彰を受けました。
公共に資する情熱と、科学的な合理性を兼ね備えた「誠実さと堅実さ」——その精神こそが、今も私たち茨城倉庫の礎となっています。

太田 浩(おおた ひろし)
1949年、当社設立に参画、定温倉庫の確立に尽力。代表取締役常務、代表取締役社長、代表取締役会長、取締役相談役を歴任、1998年没。

日照による温度変化の検証実験(1958年)

実験中の研究員
河和田営業所の保管状況
米、その他穀類/調味料/ワイン等アルコール/種子/プラスチック原料/精密機器/医療機器
私たちの定温倉庫は、温度変化に敏感な商材を安心して保管いただける環境を整えています。食品や飲料などの鮮度保持はもちろん、温度管理が品質に直結する医薬品や精密機器にも対応可能です。常温・低温を問わず、商材の特性に応じた最適な温度帯を維持することで、品質の劣化やトラブルを防止。さらに、入出庫業務や流通加工サービスと組み合わせることで、保管から出荷まで一貫した体制を実現しています。幅広いニーズに応える柔軟な対応力で、お客様の大切な商品を確実にお守りします。
シートシャッター
操作盤
温度調節機
冷風機・温風機
除湿機
断熱材
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